丸紅株式会社の2020年ビジネスプランコンテストに応募

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フードロス事業の構想チーム、左から梅澤亮、福地由実子、ハミルトン世菜、佐藤滉

Google(20% Project、成功事例として語られるのがGmailの誕生)と類似して丸紅社が昨年から新たに始めた働き方改革施策の一つ、15%ルール!業務時間の15%を活用してひらめきに応じて新たなビジネスプランを生みだす制度が作られ、発表の場所としてビジネスプランコンテストが去年から開催されてます。

East Venturesの同僚、ハミルトン世菜の大学同期、福地由実子さんが丸紅で勤務しておりビジネスプランコンテストへの共同参加(外部協力者の参画がOK)に誘われたのでチャレンジしました!通期で純利益を2,000億円達成している会社のお題は将来会社の主軸事業になるようなビジネス創り・・・とにかくとてもチャレンジング。

週末や夜の時間帯を使い、Facebook messengerのグループで議論を重ねたりビデオ電話会議でブレストを重ねて・・・プライベートジェット、ブロックチェーンを活用したCO2排出権の売買プラットフォーム、フードロス、デジタルフォワーダー(現産地証明書、船荷証券当の簡単略化)、ポリ塩化ビニルの活用方法など多数のアイデアが出ました。

市場規模ですとCO2排出権などが優位ですが、最終的には身近に体験しているフードロスに決めました。ブレスト事例では家族で住んでいると冷蔵庫に何が入っているかリアルタイムに把握できないので、皆でキャベツを買ってきて気づいたら複数個になっている。個人体験で言うとケーキ屋さんをはじめお惣菜屋さんなど閉店後に売れ残りが破棄されるので・・・閉店時にお店を通るたびにもったいないと思ってしまいます。

丸紅社はフードロスのテーマでMUSCA(フードロス問題で豚糞を肥料に変えて東南アジアに輸出)とmoBiol(筑波大学の教授が進めているスタートアップ、廃液問題をクリアしてユーグレナと比較して効率が良くパーム(藻類)をベースにビジネス展開。プロテインのように販売)に出資。

そこでIoT冷蔵庫などが多数商品化されてますが、iFridge、安く冷蔵庫にセンサーを取り付け周辺ビジネスを展開するサービス構想に決まりました。

フードロスを解決するiFridge

6月からブレストをはじめ → マクロ経済からブルーオーシャン vs. レッドオーシャンをリサーチ → テーマを「フードロス」に決定 → 詳細リサーチ → ビジネスモデルとターゲットの選定 → エキスパートにヒアリング → サービス設計 → 事業化する際のコストや仕入れコスト確認 → ビジネスモデルとターゲットの変更 → 8月に資料化・アウトプットアウトプット!いつもの救世主、佐藤滉君が素敵なプレゼン資料を作ってくれました!

ハミルトン世菜がピッチの指導中

78件の応募があり、iFridgeは書類審査を通過して動画審査に進み・・・YJキャピタルさんとEast Venturesで共同運営させて頂いているシードアクセラレータープログラムのCode Republicデモデイを監修しているハミルトン世菜が福地さんのプレゼンをスパルタ指導!!!苦笑

丸紅社の福地由実子さんがプレゼン練習中

新型コロナウィルスの影響で今回は録画ピッチなので何度も撮り直して・・・あとは願うのみ!

丸紅社の福地由実子がフィナーレ撮影中

結果・・・・・・1次審査に落ちる大変残念な結果でした。涙 SDG’sのテーマでもある2030年までに世界全体でフードロスを半減させるミッションがあるので、国家レベルで動かないとですが・・・自ら貢献できるフードロスのテーマでアイデアを出しながら実行できる事業案を考えられればと思いました。

恥ずかしながら・・・今まで商社のIRを見たことなく(8月には米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが5大総合商社株を5%取得して話題になりました)、今回事業案を考える時に色々と調べたのでマクロ経済やビッグエコノミーの中で、商社としての事業推進など大変勉強になった体験でした。来年もまたチャレンジしたいと思いますので福地さん、宜しくです!笑

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この記事を書いた人

ryoのアバター ryo 何でも屋

10年間にわたるフィリピン滞在を経て、上智大学・比較文化学部を卒業。学生時代から様々な事業の立ち上げに携わり、サラリーマン、起業、国内+外資系企業社長、取締役、顧問、株主などをスタートアップ及び上場企業で経験。

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