世界経済フォーラム(World Economic Forum:通称ダボス会議)グローバルシェイパーズコミュニティ(Global Shapers Community)のはたらく女性を支援する活動の一環で「はたらくママのための育児タクシープロジェクト」に続き「はたらく女性のためのフォーラム2015」をを開催しました。本フォーラムの参加者の意見に加え、政治家、起業家、関係省庁からの意見も集約し、安倍昭恵首相夫人に「女性活躍社会への提言」を提出しました。
安倍昭恵首相夫人は、日本の現状や提案内容に熱心に耳を傾け、ご賛同くださいました。今後は、文部科学省や厚生労働省と連携し、プロジェクトチームを結成して、日本の男女格差指数の改善に取り組んでまいります。
男女格差指数(Gender Gap Index)は、世界経済フォーラムが発表する「ジェンダー・ギャップ・レポート(Global Gender Gap Report)」に基づき、各国の男女平等の状況を評価する指標です。この指数は、**経済参画と機会(Economic Participation and Opportunity)、教育(Educational Attainment)、健康と生存(Health and Survival)、政治参画(Political Empowerment)**の4つの分野で測定され、スコアが1.0に近いほど男女格差が少ないことを意味します。
日本の順位は年々改善傾向にあるものの、先進国の中では依然として低水準にあります。世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ・レポートによると、日本の男女格差指数は2013年に0.650(136カ国中105位)、2014年には0.658(142カ国中104位)と低迷しており、特に経済参画や政治参画の分野での格差が大きいことが課題となっています。
この現状を改善するため、関係省庁と協力し、具体的な施策を推進していきます。
上記の提言では、「女性活躍推進法」における女性管理職の登用促進を目的とし、その具体的な方策として教育プログラムの制度化を提案しました。
女性活躍推進法(2015年施行)は、企業や公的機関に対して、女性の活躍を促進するための行動計画の策定・公表を義務付ける法律です。この法律の目的の一つに、管理職に占める女性の割合を増加させることがあり、企業には数値目標の設定が求められています。
これを実現するための方策として、本提言では、女性リーダー育成のための教育プログラムを制度化し、企業や教育機関と連携した研修・キャリア支援の仕組みを整備することを提案しました。これにより、女性が管理職に就くためのスキルやネットワークを強化し、持続的なキャリア形成を支援することを目指しています。
提言提出後、主要メンバーである神山まりあさんと佐藤滉さんとともに、首相公邸をバックに記念撮影しました(笑)。
また、提言作成にあたり特にご協力いただいたGSCメンバーの中谷一馬さん(民主党神奈川県第7総支部 総支部長)、GSCサポート役の光井達彦さん(法政大学生)に心より感謝申し上げます。これから実行フェーズに入り、さらに大変になると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします!
*世界経済フォーラム(ダボス会議)とは…
ビジネス界、政界、学界および社会におけるその他のリーダーと連携し世界情勢の改善に取り組む国際機関です。1971 年にスイスのジュ ネーブに本部を置く非営利財団として設立された世界経済フォーラムは、いずれの利害関係にも関与しない独立・公正な組織です。あらゆ る主要国際機関と緊密に連携して活動しています。
Global Shapersとは…
世界経済フォーラムによって任命される、33 歳以下の若者によるコミュニティです。優れた潜在能力、また実績を持ち、社会に貢献する 強い気概を持つ人々によって構成され、コミュニティのメンバーはシェイパーと呼ばれます。地域における社会課題を解決するプロジェク トなどを行うことを目的とし、全世界 400 以上の拠点で 4,000 名以上のシェイパーが活動しています。
*グローバルシェイパーズコミュニティ東京ハブプロジェクト
第1弾:Shapers Camp 2014
第2弾:Re-Generate Japan
第3弾:はたらくママのための育児タクシー