6月11日に世界経済フォーラム(World Economic Forum:通称ダボス会議) Japan Meeting 2013が開催され、昨年に続きグローバルシェイパーズコミュニティ(Global Shapers Community)の日本代表(U-33)として参加してきました。Japan Meetingは世界経済フォーラムの日本支部会で、フォーラムの創設者クラウス・シュワブ氏の来日に合わせて日本のフォーラムメンバーが集まります。
今年も安倍晋三内閣総理大臣を始め、政治家、大手企業の経営者、起業家や各国の大使等豪華な面々が参加。今回は新しい試みとして、一部のセッションがニコニコ生放送で放映されました。残念ながら最初のセッションから参加することはできませんでしたが、シュワブ氏が日本及び世界各国のグローバルシェイパーズコミュニティとSkypeで中継したセッションではシュワブ氏の考えるワークライフバランスや、リーダーに求められる4つの重要な要素など素晴らしいお話を伺うことができました。中でも4つの要素、”seoul, heart, brains, nerves”は私自身にとっても欠かせない行動指標であり、進むべき方向性を見極めながら情熱をもって頑張ろうと勇気づけられました。75歳のシュワブ氏は”若さや歳”といったワードを常に強調していて、”You have to shape the world. It’s your world.”と20代のグローバルシェイパーズに熱く語りかけていました。彼自身にも、予期せずしてフランスの大統領と電話が通じて思わず切ってしまったような若い時代があったそうです。
更に今回はグローバルシェイパーズコミュニティの大阪hubメンバーにも会うことができました。大阪hubも東京hubと同様、政治家や起業家など様々なメンバーで構成されています。今回お会いした中では、Happy Beauty Projectの代表、三田果菜さんが新しく始めたCanBe(キャンビー)に関して熱く語られたことが印象的で、一緒に記念撮影をしました。CanBeはCancer Beauty(がんになってもキレイに)の略で、Can Be myself(自分らしくなれる)Can Be a supporter(サポーターになれる)といった想いを叶えるサポートプロジェクトで「自分ができること」を通して、みんなのsmile & Happyを作っていくムーブメントです。三田さんは京都で美容室を経営していて、美容の視点から患者さんサポートをしています。今後はがん患者をサポートしたいと考えている美容室や百貨店等をネットワーク化して、患者さんがサービスを受けたい施設を簡単に見つけられるようにする計画とのことです。CanBeは世界経済フォーラム Japan Meeting 2013と同日に立ち上がってばかりですが、Facebookのlikeを募集中です。
応援したい方は→こちらから
Japan Meeting 2013のclosing receptionでは株式会社ローソンの代表取締役CEO、新波剛史さんにお会いすることもできました。「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」など、様々なテレビ番組で拝見していたので、近くでお話させて頂くことができ光栄であり、また大変強いパワーを感じられました。今回も色々な出会いや様々な気づきを与えてもらい実り多いJapan Meeting 2013となりました。
*世界経済フォーラム(ダボス会議)とは…
ビジネス界、政界、学界および社会におけるその他のリーダーと連携し世界情勢の改善に取り組む国際機関です。1971 年にスイスのジュ ネーブに本部を置く非営利財団として設立された世界経済フォーラムは、いずれの利害関係にも関与しない独立・公正な組織です。あらゆ る主要国際機関と緊密に連携して活動しています。
Global Shapersとは…
世界経済フォーラムによって任命される、33 歳以下の若者によるコミュニティです。優れた潜在能力、また実績を持ち、社会に貢献する 強い気概を持つ人々によって構成され、コミュニティのメンバーはシェイパーと呼ばれます。地域における社会課題を解決するプロジェク トなどを行うことを目的とし、全世界 400 以上の拠点で 4,000 名以上のシェイパーが活動しています。
*グローバルシェイパーズコミュニティ東京ハブプロジェクト
第1弾:Shapers Camp 2014
第2弾:Re-Generate Japan
第3弾:はたらくママのための育児タクシー