日本ではプリペイドでFelicaを採用しているEdy、Suicaやnanaco、ポストペイドではQuickPayやiDなどがある。海外ではPayPalやSquareやNFCの技術を使った決済が出てきている中、去年出張で訪問したアメリカ、オレゴン州のポートランドのBaileys Taproom(ビールバー)で試したiPhone/AndroidアプリのTabbedoutが大変便利だ。(去年書き忘れていたブログのひとつ…)
バーやクラブが主な使用場所になるが、アメリカだと飲み物を注文する際”tab”にするかしないかを決める。(tabとはその日の晩に支払うべき勘定のことで、run a tabだと当日限りだが勘定をつけておく事ができる)tabにした際クレジットカードをカウンターの人に渡すが、慣れてないまたは酔っぱらうとtab及びクレジットカードを忘れて帰るケースがある。
Tabbedoutアプリの利用方法としては…
まずお店を選び新たにクレジットカードを登録するまたは登録済みのクレジットカードを選定後”Open Tab”をタッチ。
お店の定員に認証画面を見せると”tab”が開かれる。
POSのレジでも名前が表示される。
支払う際はチップを足して”pay tab”をタッチすると完了。
その他の機能:
・tabを支払ったあと、レシートをメールで送ってくれる
・Twitter、Facebook、Foursquareとの連携
Tabbedoutの強みとしては他の決済プラットフォームとは異なり、Tabbedoutはスマートフォン端末のみにクレジットカード番号を暗号化して保存するのでサーバー上で個人情報が盗まれる危険性が低い。普及の難点としてはPOSと連動させる必要があるのと、日本を考えると”tab”制度がないので日本に参入するにはローカライズが必要になる。
アメリカに行かれる際はアプリを持っているととても便利だ。
*今のところアプリはアメリカのApp Storeからしかダウンロードできない