先日開催されたTEDxTokyo 2015に主催者のTodd Porter(TEDx Ambassador兼TEDxTokyo Co-founder)に招待いただき3年連続で参加してきました。いつもネット業界の話やトレンドを追ってますが、前回に続き違う業界や新しい視野を持てて大変学びが多いイベントでした。更に、今回は第7回目を迎えたカンフェレンスで毎年のように大きな会場ではなく、恵比寿にあるAct*Square(エンターテインメントレストラン)で夕方から開催され今までの会にはないこぢんまりとしながら交流の時間やディナータイムが用意されてました。
今年のテーマは「Igniting Curiosity」、まさに新しい事に興味が持てました。笑 印象的なスピーカーが下記3名です。
本家のTEDでもお話をされた多方面での才能の持ち主、TEDxTokyo 2015はトークのあとにギターをユニークな弾き方で披露!
ウスマン・リアス氏(Usman Riaz):パキスタン生まれのウスマン氏は、アーティストであり、演奏家であり、作曲家であり、映画製作者です。6歳でピアノを弾き始め、その後はインターネットをツールに数多くの楽器を独学で習得しました。 並外れた映画的世界を体現し続ける彼は、現代のストーリーテラー呼ぶにふさわしいでしょう。
科学とアートを融合してデザイン等に活用、日常では経験できない光景を実演!
清水陽子氏:幼少時代をNYで過ごし、アートに感銘を受けたこと、大学で生物化学を学んだこと。この2つが、彼女の理系・現代芸術家としての活動の原点。 その独特な視点から繰り出される作品の数々は、国内外問わず数々の賞を受賞。世界各国で展覧会が開かれています。 DJや同時通訳としても活躍しながら、様々なメディアを通じてアートを身近に感じてもらう活動も行っている彼女が感じている、 科学とアートの融合における可能性とは、一体どのようなものなのでしょうか。
広告代理店やNPOを得て政治の世界に入り現東京都渋谷区長、多様性ある渋谷を作り、東京を変えて日本を変えていくをモットーに”パートナーシップ証明書”を年内に発行を目指している。
長谷部健氏:常に新しい文化を創造し、そのカルチャーを世界中に発信してきた街、渋谷。 渋谷区議会議員だった長谷部さんは、全国初の「同性パートナーシップ条例」を発案し、東京都渋谷区の新しい区長に当選。今、世界中でも議論の真っ只中にある性的マイノリティ(LGBT)への理解を深めようとする動きを、日本にもたらしました。 長谷部さんが思い描く、多様性に重きを置いた街の未来は、一体どのようなものなのでしょうか。
TED(テッド)という名称は、テクノロジー、エンターテインメント、デザインが一体となって未来を形作るという考えに由来します。1984年に米国で始まり、近年は米国カリフォルニア州ロングビーチのTEDカンファレンス(春)と、英国エジンバラのTEDグローバル(夏)がTEDの2大イベントとして定着。1,400本以上のプレゼンテーションを収録した「TEDトークス」が無料公開され、「広める価値のあるアイデア」を世界中で共有しています
TEDx(テデックス)は、TEDの精神である「広める価値のあるアイデア」を共有するために世界各地で生まれているコミュニティー。TEDxTokyo(テデックス・トーキョー)は、世界で2番目、米国以外では最初のTEDxとして、近年のTEDxムーブメントを先導してきました。2009年に東京お台場の日本科学未来館で第1回のカンファレンスを開催し、2012年からは会場を渋谷ヒカリエに移して独自のコミュニティーを拡大しています。
※TEDxTokyo公式サイトから引用